高齢者虐待
えっ、今日って2月ですか?
早いなあ、もう2006年も1ヶ月たちましたよ。
あと2ヶ月で4月が来ます。
4月といえば入学とか就職とか、節目の月でもありますが、
私にとって今年の4月といえば法制度の施行や改定があることかなあ。
仕事関係の話になっちゃいますが、介護保険法の改定と、
高齢者虐待防止法*1の施行に注目しています。
介護保険もいろんな部分で改定がありますが、
今回は後者の方について話題にしたいと思います。
同様の法に、児童虐待防止法とDV防止法があります。
児童はもちろん、児童虐待に対するもの、
DV防止法は配偶者間の暴力に対応するものです。
一言で「虐待」と言っても、意味はさまざまです。
身体的なもの以外にも、性的、心理的、経済的な虐待や、
放置などもその内に含まれます。
虐待を疑い、なおかつその高齢者の生命に危険があると思われる場合は、
市町村へ通告する「義務」が生じるようになります。
また、市町村長の権限で自宅などへ立ち入り調査も可能となります。
他にもいろんな特徴がありますが、
こういう法ができたんだよ、ということだけでも認知度を高くしたいですね。
でも、虐待そのものはよくないことですが、
虐待をする人を責めるばかりでは何も解決しないと思います。
何で虐待するのに至ったのかを分析して解決法を考えないことには、
ずっと同じことの繰り返しになるような気がする。
これは高齢化がどんどん進んでいく現代だからできた法ですよね。
考えさせられることも多いけど、決して他人事じゃないし、
意外と自分の身近に起こってることだったりします。
虐待はおおっぴらにするものじゃないから、
見えないところでの虐待はかなり多いんじゃないかと思います。
虐待問題はかなり関心のある分野なので、
今日はちょっと話題にしてみました。
*1:正式名称は「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」です。長い。