救急


いま救急搬送の問題がよく取り上げられてます。

救急車の受け入れ先がなくて搬送に時間がかかり、

結果的に状態が悪化してしまったケースが多いです。

多分、ニュースで取り上げられている以上に、

こういうケースって多いんじゃないかと思います。


救急を受け入れなかった理由はいろいろあると思います。

今他の緊急性の高い患者さんを処置しているので、

他院で受け入れが可能ならそっちに行ったほうが

早く治療を受けられる可能性があるかもしれない・・・

と判断したが故、ということもあるでしょう。

他にもいろいろあるとは思います。

治療そのものが設備的にできないこともあるだろうし、

一概に良し悪しを判断するのは難しそうです。


特に産科や小児救急は医師不足などで問題が多いようですが、

これもその病院や、その医師などだけに問題があるってことではなく、

現実問題キャパが限界なこともあると思います。

医師不足の問題はなかなかすぐには改善しそうにないですね。

確かに医師は社会的地位が高くて、給与も一般的な会社員と比べると、

上位所得の人が多いでしょう。

ただ、それだけ労働条件は大変なことが多いでしょうし、

近年では告訴されることも多いですから、

個人にかかる負担が大きくてバーンアウトする場合も多いようです。

うーん、難しい問題ですね。


今日、救急車が搬送しているところを見ながら思いました。

たまにはマジメなことも書いてみましたw